初めての方へ 〜久留米絣工房藍木野とは〜
藍木野(あきの)
藍木野は、久留米絣の手作り洋服店として、下北沢の本多劇場を出た通路を出たところの小さなコーナーでひっそりとはじまりました。一坪くらいの小さな店、ありあわせのハンガー掛けとテーブルの上に手作りの絣の洋服が並びました。1995年の4月2日のことです。
絣の暖かさ、手作りの暖かさに惹かれた人が、一人、二人と立ち止まり、今の藍木野を支えてくださっています。絣を通して、生涯忘れられない織元さんや人との出会いがありました。
久留米絣
久留米絣にたずさわる先人たちは、「よりよい柄を、よい染めを」と夢中になって追い求めてきました。ただひたすらに、良い柄に織り上がるように、良い色に染まるように、最後までやり通すことに至福の時を刻んできました。
その一途な思いが今なお脈々と伝わっています。
作る人も、求める人も心に魅せられる何かがあるのだと思います。
だからこそ、私たちも心を込めて、長く長く着ていただける一品を作りたいと思っています。 |
藍木野のこだわり
- 1.着心地の良さ
- 布をたっぷりと使い こだわり抜いた定番の形から仕立てました
- 2.仕立ての良さ
- ベテランの縫製職人による技
- 3.良い素材
- 数ある久留米絣の中でも 藍木野の厳しい目で 選び抜いた反物のみを使用しています
出会いとプロフィール
店主の吉田秀子と縫製のチーフ城崎尚枝は1992年、久留米にてパッチワークサークルの中で出会いました。
久留米絣が大好きで、収集を続けていた吉田と手仕事が大好きで家族の洋服など家庭人として細やかに手作りしてきた城崎。様々な人生模様の中で2人は、この仕事で生活を共にすることになったのです。
上京し、昼夜を問わず絣にまみれての12年間でした。品物が増え、仕事の内容が変わる事に引っ越しを繰り返し12年間でなんと8回も引っ越しました。
スタートは共に40代後半の遅いスタートでしたが、12年間夢中でこの道をさぐり続けているうちに絣のこと、洋服のことが見えてきたように思います。
これからの残る人生を皆様に「すてき」と言われる藍木野の洋服作りに励みたい。そして、次代に久留米絣の伝統を継いでいければ幸いです。