久留米絣工房藍木野 藍木野のこだわり

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藍木野のこだわり

藍木野のこだわり

一つの新作を生み出すために

藍木野では人間の身体の動きや着脱のしやすさ、そして着くずれしにくい形を目標にデザインを考えています。

何度もの話し合いとパターン変更、試作と試着を繰り返して新作が生まれます。

藍木野のパターンは独特の物。他には決してないようなオリジナルのパターンです。

久留米絣は着物用に織られていて、巾38cmとせまいので、とかく、その中で納まる形を考えがちです。

しかし、藍木野は布をたっぷり使用し、柄合わせ、縦横の布目合わせをして一手間かけても納得のいく形を、としています。

ラインの良さを損なわないほどよいゆったりとしたパターンが着る人を素敵に見せます。
久留米絣反物選びのポイント

1.布味の良いこと
洗う程に、着る程によくなるもの。
2.染めの良さ
発色の良さ、
色落ちしにくい丁寧な染め等。
織り元さんそれぞれに特徴があります。
3.柄の良さ
古典柄、飽きのこない柄。
斬新な中にも品のある柄。
久留米絣の古布収集をはじめ、その後手織りの収集をしていた私は何百、何千という絣の布にふれていくうちに、布のもっている風合いや染めの良し悪しが少しずつ分かってきました。

やわらかい感触の布は夏の洋服に合うといったようにそれぞれの持ち味を生かして使うようにすれば、それぞれの良さがひき立ちます。

織り元さんによって使用する織り機、使用する糸、染色が異なります。同じ織り元さんでも作られる反物は柄も糸も染めも少しずつ異なるのです。「同じ反物は二度と織れない」と言うことを織り元さんからよく聞きます。

藍木野の洋服にはたくさんある中から柄、糸、染、共に選び抜いた反物を使用しています。そして最近は柄、糸、染についても藍木野オリジナルの久留米絣を、と織り元さんと共によりよい素材を求めて、日々努力しています。
藍木野のベテラン縫製職人のご紹介

新井壮代(S3年生まれ) 新井真弓(S6年生まれ)

この道60年、藍木野に携わって17年。

国の一級技能士の資格を持ち、戦後日本の高級婦人服(プレタポルテ)の分野を縫製の面で支え続けてきた、卓越した技術の持ち主です。

世界に名高いデザイナーの服を手がけていた縫製職人です。


そのベテラン縫製職人の新井さんに、藍木野の縫製を、とお願いしそれが実現するまでには3年かかりました。

日本の伝統を継ぐ久留米絣の仕事に残りの人生をかけてみようと決心した新井さんは量産のための道具を処分しました。手ばさみで一枚一枚を裁断するしかないと判断したからです。

布地はふつう、まとめて一度に裁断しやすいよう90〜160cmの巾です。一方、絣の反物は36〜38cmと巾がせまく、両端が波うっているため縦横の布地合わせに時間がかかります。一枚ずつ、布地合わせをしながらの裁断は普通の洋服の何倍もの時間と手間を要するのです。

新井さんは、「絣の反物は生き物だ。同じ柄、同じ反物でも部分部分で表情が違う。」と言います。毎日、反物と格闘しているのです。

また、奥さんの真弓さんは縫製担当。「裁断に悪戦苦闘している主人には申し訳ないけれど縫っているときの布の感触は気持ち良いですよ。絣の手触りは最高です。」と言います。

2015年1月退職されました。20年間ありがとうございました。
秋好清弘(S36生まれ) 秋好菊野(S36生まれ)

縫製歴25年、絣を扱って1年。
連日、布地合わせ、柄合わせで悪戦苦闘しています。

しかし、清弘さんの柄合わせのセンス良さ、確実さは初めから群を抜いていました。

奥さんの菊野さんの縫製も細やかで、常に安定していて、出来上がった作品は心地よいほど端正です。
ふわっとやわらかい仕上がりは、藍木野の商品として納得してお客様に提供できる一品です。

「今までこんなに難しい仕事はした事がない。」と言うのは清弘さん。
奥さんの菊野さんは「こんなに難しい仕事ができるかと心配していましたが何とかできるようになりました。」と。

50才と若く、あぶらの乗り切った二人はこれからの藍木野をしょって立つホープと言えます。
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